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特捜部Q 檻の中の女 (2013)

「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」みたいな、シリーズで出版された本が原作のようですね。
これは2015年の未体験ゾーンの映画たちで上映されてたんですね。
デンマーク映画なんだけど、デンマークと言えばマッツ・ミケルセンが1番に浮かびます。
「ミレニアム」、あとは何だろ。「メランコリア」とかもデンマークだったっけか。


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頑固で融通が利かない性格が災いし、殺人課での捜査でミスを犯したカール。
殺人課から書類整理の仕事へ回されたのだが、そこで5年前に起きた未解決書類に目を留め、部下のアサドと共に独自の捜査を行う。



無骨で人の言う事を聞かない主人公。ニコライ・リー・コスと言う俳優さんなんですけど、調べてみたら「真夜中のゆりかご」に出てた人だった!全然違うから分かんなかった。
自分のミスで部下を一人失い、もう一人は下半身不随で病院のベッドにいる。でもあんまり反省してる感じは伝わってこない(^^;)

5年前に女性議員が失踪した事件があったのだが、当時担当した刑事は大して調べもせずに「女性議員は自殺した」と判断し捜査は終了していた。
その女性議員が美人だったので、写真に目を留めたカール。美人って得だねぇ~!この議員がブスだったらカールもアサドもスルーだったんじゃないの ( ̄△ ̄;)

この女性議員には障害を持つ弟がいて、議員なんだからお金に困るって事はないだんだろうけど、結構甲斐甲斐しい生活を送っている。この障害をもつ弟ってのが、なかなかのイケメンなんだよー。好感の持てる姉弟の図。
ところが、この姉弟が船に乗っている時に姉だけが行方をくらましてしまう。

カールとアサドは証言を元に姉弟の当時の行動を調べ、謎の男の存在を探し当てる。
この二人の捜査は結構トントン拍子に進むんだけど、5年前にいい加減な捜査をした刑事は良く思ってなくて課長と一緒に二人を咎める。
上から捜査の中止を言い渡されてピンチに陥るカールなんだけど、ところがどっこいカールは人の言う事なんて聞きゃしないので、警察手帳を取り上げられても捜査をやめない。

行方不明になった女性議員はどこへ行ったのか?・・・は、映画中盤あたりから少しずつ分かってくるんだけど、なぜ・どうしてと言う核心部分は最後の最後になるまで分からない。
推理ものの作品で重圧なトーンの作風なんだけど、「まさか嘘でしょ!?」とまでは残念ながらいかない。
だけど、とっても丁寧に真面目に作られたのが分かるので、非常に良質の作品である事には違いない。

原作がシリーズとなっているので、続編が出たら是非見てみたいと思いました。
未見の方はオチを知らないまま見た方が絶対楽しめると思うので、以下は読まない方がいいですよ。



↓ネタバレ↓












女性議員はある男に5年ものあいだ監禁されていた事が分かる。
しかも特殊な装置を施したものの中での監禁で、ラーメンの寸胴のような入れ物が2つ24時間ごとに交換される。1つは排泄物入れ、1つは食べ物。
そして1年ごとに室内が減圧される。
こんな地獄のような監禁生活が続き、誰が何のためになぜ・・と理由も分からないのに女性議員は折れそうな心を奮い立たせ、生への執着を見せる。

女性議員と弟には交通事故で両親を亡くした過去があるんだけど、これがラストに生きてくる。
事故の直前、議員家族が乗っていた車の横を監禁した犯人である男家族の車が走行していたのだ。女性議員はふざけて、運転していた父親の目を手で覆う。そして、前から来たトラックをよけようとして監禁男家族が乗っていた車に接触して事故を起こす。

議員家族は姉と弟の2人が助かるが、まだ少年だった監禁男も父と妹を失う。そして施設へ送られ里親の元へと転々とするのだが、とても幸せとは言えない少年時代を送る。
何年も、何十年も恨みつらみを心で育てていたのだろう。テレビでたまたま議員になった事故の張本人を見てしまい、男は復讐のプランを立てるのだった。

ちょっと「オールドボーイ」が頭を過りましたね~。
だけど、「オールドボーイ」の方は監禁ビジネスの元での監禁だったので、ある程度の美味しい食事とテレビなどの自由があった。この女性議員の監禁は、とてもじゃないけど5年も平常心を保っていられないですよ。

カールは仕事への、女性議員は生への、犯人は復讐への執着。
ここまで貫けるのは凄いのひとこと。
謎が分かるまで女性議員の生還を望んで見ていたけど、犯人の監禁理由が分かってからは「そりゃーそんな目に遭ってもしょうがないね」と思ってしまう。

カールとアサドが男の元まで来て、連行しようとするシーンが1番ハラハラした。多分1番の見どころなんじゃないかな。
犯人の母親も共犯だね、あれは。それほどの憎しみだったんだろうね。

シリーズものらしく、主人公たちの人物描写がとても丁寧。
ちょっとワンマンすぎて主人公カールにまだ感情移入はできないんだけど、部下のアサドがとても良い人なので、これからどんなコンビになるのかが気になるところ。
1つだけ文句を言わせてもらうなら、事故を起こした時のシーン。
事故の原因を作った少女が車から出て、雪の中赤いワンピースで幻想的にたたずむシーン。それを見ている監禁男。まるで見とれているように見える。
このシーンで少年は少女に殺意を抱かねばならないと思う。
その描写を濃く撮って欲しかった。


あー、また長くなっちゃった(;^ω^)
良い作品なので、機会があったら是非見ていただきたいです。


(エファ)



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