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ダルフール・ウォー 熱砂の虐殺 (2009)

2009年の作品って、結構前ですよね。
こんな作品があったなんて知りませんでした。なので、恐らく私も知らないって方は多いかもしれませんね。
ホラー映画ではありませんが、何とこの作品、驚くべき事にあのウーヴェ・ボル監督による戦争の悲惨さを描いたものなのです。

「あのウーヴェ・ボルって誰??」
・・・とはまさかならないとは思いますが、一応少々の説明をしておきましょう。

ホラー系ゲームの実写化を好む監督だが、その出来栄えたるや惨憺たるものでゲームファンからはブーイングの嵐。
ゴールデンラズベリー賞のノミネートにも常連だが、持ち前のハートの強さで決して監督業から離れる事はせず、なぜかそこそこ名の売れた俳優を使って現在も映画を撮り続ける希代の監督。



私も何本か鑑賞させていただきましたが、いやー聞きしに勝るつまらなさで何度「2度とこの監督の作品は見るか!」と思った事か。
私が見たのは「ハウス・オブ・ザ・デッド」「アローン・イン・ザ・ダーク」「ブラッドレイン」くらいかな。
見事なほどにつまらなくて、この「ダルフール・ウォー」ウーヴェ・ボル監督作だと知っていたら見なかったかもしれません。それほど駄作の多い監督と言う事です。好きな人いたらごめんなさいよー。

ウーヴェ・ボル監督の説明だけで長くなっちゃった(笑)
いやまぁ、結論から言えばボル監督作だとは思えないほど良作だったと言う事です。ええ。

私は戦争を描いた作品は結構好きな方で、「プライベートライアン」「ブラックホークダウン」などの派手なものも好きだし、「ホテル・ルワンダ」「麦の穂をゆらす風」のような心をえぐる作品も好きです。
この手の作品を好きだと言うと語弊が生じるのですがね(^^;)
戦争映画で私の心に残っている作品は、「プラトーン」「ソフィーの選択」ですね。

「ダルフール・ウォー」ダルフール紛争を描いた物語なのですが、お恥ずかしい事に歴史上ダルフール紛争と言うものがあったとは存じ上げませんでした。
ですが、この映画で知りえる事ができて初めてボル監督に感謝する事になったワケです。

ダルフール紛争の詳しい事柄については、ぜひ検索くださいませ。
簡単に言うと、同じ地域(スーダンのダルフール)でアラブ系とアフリカ系の内紛が始まり、アラブ系のジャンジャウィードと言う武力民兵がおとなしく暮らすアフリカ系民族の村を襲撃・虐殺しまくる、極悪非道な歴史。

この映画は前半と後半部分で見事にパートが分かれており、前半部分はAU(アフリカ連合)からアメリカ人ジャーナリスト達がダルフールに取材に来ると言う、ほぼドキュメント形式で撮られている。
映画のつもりで見ていると非常に退屈ではあるが、徐々に本気のドキュメント映画に見えてきて興味深い。

ダルフール地域に住むアフリカ系の村人たちは、本当のダルフール地域の難民エキストラさんらしいです。
脚本らしい脚本もなかったようなので、本当のドキュメント映画に見えて当然かも。
約40分くらいは村人のインタビューで埋まるので映画としては単調と言わざるを得ないのですが、後半になってから突然緊迫した展開がやって来ます。

インタビューを終えたジャーナリスト達は、村人たちに「さよなら~♪」と帰ろうとするのですが、帰りの車中でジャンジャウィードが村へ襲撃に向かうのを発見してしまうのですよ。
アメリカ人のジャーナリストが取材のために村にいたら、きっとジャンジャウィード「あ、じゃ、しょうがないっスね!居ぬりますわ!」と言って何もせず引き上げてくれるに違いない!・・とポジティブに思い、ジャーナリスト一行は村に戻るがそれが不幸の始まり。

女は犯され赤子や年寄りは惨殺。
だいたいの戦争映画では、こういうところの描写はボカしている。わざわざ映したりはしない。
だがボル監督は撮る!
地面に叩き付けられたり、串刺しになる赤子など思わず目を伏せたくなるような描写だ。

前半のインタビューのパートでは、カメラがブレすぎてうざいほどだった。
恐らくドキュメントタッチを狙っての事だろうが、こういうのホントやめて欲しい。見にくいのよね~・・と思っていたんだけど、後半の虐殺シーンになってブレるカメラワークに感謝する事になる。
なぜなら直視できないからだ。

いったんは引き返すジャーナリスト達。
そこで、「このまま見殺しにはできない!銃を貸せ!」と、正義か狂気か分からないものに囚われるスタッフが出てくる。
私だったらおとなしく飛行機に乗って帰るかな・・。

キャストはクリスタナ・ローケンデヴィッド・オハラビリー・ゼインエドワード・ファーロング
何とターミネーターな2人がキャスティングされております。
あんたら2人が本気出せば、ジャンジャウィードなんて木っ端微塵でしょーが!・・と少なからず思ったとか思っていないとか・・。

まさかボル監督が社会派な作品を世に送り出すとは思ってもみませんでしたが、この作品においては皆様にお勧めしたいです。
是非どうぞ。ビックリです。

(エファ)


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エドワード・ファーロングが前面に出ているジャケですが、作品としてはそんなに前に出る役どころではありません。
ですが、さすがに存在感あります!


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