コレクター (2012)

どんな種類であれ、野菜と肉を炒めりゃ野菜炒めと言う名称に。
もはや拉致監禁とシリアルキラー要素が混ざれば、その映画のタイトルは「コレクター」

テレンス・スタンプ「コレクター」は原題そのままなので、恐らくここから野菜炒めが発祥したのでしょう。
モーガン・フリーマン「コレクター」「Kiss the Girls」が原題ですのでね。
可哀想に、原題が「コレクター」であるにも関わらずワナオトコと付けられてしまったケースもありますけど。

コレクター


2012年に制作されたこの「コレクター」の原題は「THE FACTORY」
度々思う事ですが、邦題を担当される方ってのは映画好きなんでしょうかね?
この作品を最後までしっかり見た映画好きの人だったら、これを「コレクター」なんかにしようとは思わないと思うのですが、いかがでしょう。

それにしても、この映画の存在を知りませんでした。
最近アマゾンのプライムビデオにハマってるものですから、どんな作品があるのかチェックしてて見付けました。
「コレクター」と言うマジョリティな映画タイトルに隠れてしまってしたのかも。

連続して売春婦が行方不明になる事件を追うマイク。
捜査は思いがけず打ち切りとなるが、諦めきれないマイクは相棒のケルシーと共に調査をやめない。
そんな中、反抗期で特に母親の手を焼かせていたマイクの娘アビーまでもが行方不明になる。
車に乗せられて誘拐されたアビーは、ある地下室に数人の女と共に監禁されるだった。犯人の目的は?


まぁ、概要がこんな↑感じだと「コレクター」と付けられても仕方ない気がしますけど、最後まで見たらこの邦題付けられて気の毒に感じますよ。
誘拐されたアビーは犯人の自宅地下室に監禁されるのですけど、他に2人女性がいるワケですよ。1人は臨月。
もう1人の方は妊娠できない事に対して非常に怯えていて、どうも妊娠しないと酷い目に遭うらしい。この男、変態につき。
アビーはピチピチの17歳なのですが、服装などで娼婦と間違えられたんですよ。

マイクが相棒のケルシーに、娘がいなくなったのは娼婦誘拐犯の仕業に違ぇねぇ!うちの娘は見た目1000%娼婦なんだからさぁぁぁ!!・・と真剣に言うシーンが(こんな言い方はしていない)おかしくておかしくて・・。

この映画はゲイリー・ハイドニック事件を基に作られたとの事ですが、そんな人知らなかったわぁ。
調べて見たら、知らなかった事が不思議で仕方ないほど狂気の沙汰な人物なのですよ。
「私もそんな人、知りもはん」と言う方は、知らないまま調べないまま映画をご覧になった方がいいです。
この映画じたい、何も調べず、ありきたりで期待薄の「コレクター」と言うタイトルを信じ切って見た方が、絶対面白いと思います。

ランニングタイムはそんなに長くはないのですが、終盤にさしかかるまで「ふーん」と言う印象でラストもどう終わるかなど頭の中でストーリーが固まってくる流れ。

以下はネタバレ全開で書きますのでね↓↓↓




「えーーーー!!!」となるタイミングが絶対やって来ます。

犯人を特定し、マイクが自宅へ乗り込んで犯人と銃で撃ち合いになるシーン、そこは割愛されててケルシーが駆け付けたら犯人が撃たれてる。
手抜きしやがって~~なんて思っていたらブッたまげたわ!
何とケルシーはマイクをズガーーーンと撃って、犯人に駆け寄るではないですか。
共犯だったのか!・・と思っていたら、それもある種違っていてケルシーは犯人の1人目の被害者。

今まで流し見していたシーンにいろいろ伏線が張ってあって、1つ1つ納得しました。
単純に思えた娼婦行方不明事件がなかなか解決せず、ついに捜査打ち切り。
犯人の自宅には「娼婦のクリスタルはおとり捜査官」と言う張り紙。ケルシーが全てマイクの横で邪魔してたんですね。そりゃ解決せんわ。

意外にもアビーは助かったのですが、ケルシーへの嫌疑を沸かせて映画はエンド。
最初は犯人にも反抗的だったアビーですが、途中から「ごめんなさいパパ」とか言って従順なフリをして、キレイなドレスを着てパパもニッコリ。
「今までで1番美しい」とか何とか褒める犯人ですが、どう贔屓目に見てもアビーちゃんは美人でもないしスタイルも悪い方なんですが・・。
この映画、そこだけ納得いかんわ ( ̄△ ̄;)
犯人の好み、B専にもほどがある。

マイクを演じる主人公はジョン・キューザック
奥さんは反抗期の娘に手を焼いてて気の毒ではあるのですが、妊娠した娘が相談できない母親なワケなので良い母子関係は築けていないのでしょう。
ご主人の相棒であるケルシーには「子供いないクセに」とか、傍若無人が止まらんよ。もっと困らせてやれ!
だけど、娘は妊娠してるもののちゃんと帰って来たし、殉職した旦那は恐らく階級あがって遺族年金がガバッと入って来るしで、奥さんラッキーが止まらんよ。

ケルシーを演じるのはジェニファー・カーペンター
どうも私は彼女のお顔立ちが苦手なのですが、マイクの嫁に侮辱的な事を言われても感情的にはならないし、反抗期のアビーですら彼女の事を好いているので、この映画においてはとても好感の持てる役だったのです。
ラストまでは。
そりゃそうだよね!このお顔立ちで、単なる良い人のまんま終わるわきゃないわよね!

対比して、犯人を演じるのはダラス・ロバーツと言う俳優さんなのですが、童顔だからなのかキモキモ変態君には見えないのですよね。
結局は根っからの変態君(まぁゲイリー・ハイドニックを基としてるし)で終わるのですが、私としてはどうもストックホルム症候群なる類が理解できないので謎が多いです。
もうケルシーと普通の恋人同士でよかったのでは?とも思いましたけど、これだと普遍的すぎますかね。

とにかく主人公が殺されて終わる映画でしたので、いやぁビックリです。
ラスト近くまで「ふーん」と言う感じで見ていて最後にビックリなパターン。ちょっとスケルトン・キーを思い出しちゃったな。

さぁ、私は今回何度「コレクター」と書いたでしょうか。

(エファ)

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