スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




人気ブログランキングへ

キャンディマン (1992)

基本的なホラー映画を網羅されて来た方は、「ああ懐かしい」と思われるであろうこの1本。
「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」のようにスマッシュヒットを飛ばす事はなかったものの、グイグイと引き込まれるストーリー展開と不遇なまでのヒロインの末路は、1度見たら長い間記憶に留まる作品となってるのではないでしょうか。



大学院生のヘレンは、何人かから「キャンディマン」と言う男の都市伝説を聞いて論文の題材にしようと調査を始める。
ところが調べるうち、この都市伝説を利用した裏がある事に気付いてヘレンは更に深く調査に踏み込む。ヘレン自身「キャンディマン」の事を信じてはいなかったのだが、その事が災いして静かにキャンディマンはやって来る。



ヘレンを演じるのはヴァージニア・マドセン
めちゃくちゃ綺麗な人ですよね~。マドンナに見えて仕方ないのですが、この「キャンディマン」の原作となっているのはクライヴ・バーカー「血の本5 マドンナ」に入ってる短編「禁じられた場所」であります。何となくマドンナ繋がり・・( ̄▽ ̄;)

だいぶん脚本で手直しされているようですが、バーカーが製作総指揮を行ってるだけあってか映画の出来栄えも素晴らしいと思います。うーん、陰惨。

ヘレンは軽い気持ちでキャンディマン都市伝説に取りかかるんですが、大学教授である夫も同じ都市伝説を扱った講義を始めたり、また違う教授には「キャンディマンの論文?そんなモノはワシがずいぶん前に論文にしたよ!小娘が!」とかバカにされるわで、焦りや負けん気やらでヘレンは深いところまで踏み込んじゃうワケですよ。

キャンディマンによって数人が惨殺されたと言う団地へ調査に行くのですが、ギャングの巣屈とされる危険な場所なので、当然べっぴんさんであるヘレンは恐い人達に襲われちゃいます。
その恐い人達の中に、鉤爪を持った「俺っちがキャンディマンでやんす」と名乗る男がいた事から、連続殺人犯はキャンディマンの都市伝説を利用したギャングの仕業・・と結論付けちゃうワケですよ。あ~一見落着落着。

ヘレンが襲われた時に助けてくれた黒人の坊やがいるのですが、その子がやたらキャンディマンを恐れているので

「キャンディマンなんかいないのよ。」

などと都市伝説を完全否定したヘレン。
それまで静観していたキャンディマンは「聞き捨てならんのぅ!」と、ヘレンを襲い始める。

この辺りからヘレンはどんどん可哀そうな事態に巻き込まれて行きます。
そもそも冒頭から夫との関係は良好と思えない節があり、ヘレンを信じて守ってくれる人間は1人もいなくなるのです。
と言うか、逆に裏切りにあう羽目に。
夫は大して男前ではない、そこそこ年のいった大学教授なんだけどさ。ヘレンみたいな奥さんがいるだけでも万々歳だってのに、学生に手を出しちゃってるのですよ。なぜモテる!?

物語はヒロインにとってハッピーな方向へ進む事はなく、かと言ってキャンディマンにも一矢報いる結末へ。
以下はネタバレになるので、「え~・・これから見るのにぃ~」って方はお読みにならない方がいいかも。


なぜキャンディマンと言う都市伝説が生まれたかと言うと、人種差別が根本にあった上での悲恋が復讐する男を生み出し、そして人がその伝説に恐怖する事でキャンディマンは存在できる。
なので、ヘレンが執拗に襲われたのは「都市伝説を否定したから」なのですね。
人の恐怖なくしてキャンディマンは存在できない。
「俺を噂しろ!噂しろ!」と言ってるワケで、何と俺様な事よ。

キャンディマンはヘレンを一緒に連れて行く事にしたのですが、最後の最後にヘレンはガッツを見せ、黒人の赤子を助けるためにキャンディマンから逃れる事に成功。
成功って言ってもヘレンは死んじゃうワケですが、キャンディマンに勝利した事には間違いないです。

人々がこれまで噂してきたキャンディマンはヘレンの伝説に変わり、壁に書かれていた恐ろしいキャンディマンの顔もヘレンに書き換えられる。
禍々しかったキャンディマンの顔ではなく、神々しいまでのヘレン。

「キャンディマン」と鏡に向かって5回唱えると、キャンディマンが殺しにやって来る。

この都市伝説は、完全にヘレンに乗っ取られました。
そしてラスト、裏切った夫の元へきっちり仕返しにやって来るあたりが、ヘレンの負けん気の強さを表しててナイス!

音楽もいいし、ムード満点で面白い作品です。
キャンディマンを演じているのは、言わずと知れたトニー・トッド
で、赤子の母親役を演じていたのはヴァネッサ・ウィリアムズ
続編として3まで出てますけど、ほぼ蛇足と思っていいかもしれませんね。

それにしてもヴァージニア・マドセンの着ていた服は時代を感じます。
あの肩パットは、ヴァージニア・マドセン吉川晃司玉置浩二しか似合わないね、きっと。


キャンディマン [DVD]キャンディマン [DVD]
(2005/11/25)
ヴァージニア・マドセン、トニー・トッド 他

商品詳細を見る



実はコレを見た後、何となく恐くて鏡に向かって「キャンディマン」とは言えなかった(笑)


(エファ)

スポンサーサイト




人気ブログランキングへ

タッカーとデイル 史上最悪にツイてない奴ら(2010)PageTop死の標的 (1990)

Comment

ソフト持ってます~
原作も読みました昔~
ラストはなんか可哀想でしたネ。
死の標的はDvDで安くなってないのでしょうか?
今見るとかなりハチャメチャ映画ですネ。

>クリコさん

ヒロイン、なぁんにも悪い事してないのに、ほんと気の毒ですよね(^_^;)
不幸すぎます。

「死の標的」のDVD、千円くらいで売られてると思いますよ。
そこそこ面白い作品ではありますが、買うかどうかと聞かれたら私は微妙かも~~

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

TrackBack

http://mebiusringhorror.blog93.fc2.com/tb.php/493-39b126e7

プロフィール

MebiusRing

Author:MebiusRing
MebiusRingへようこそ!
いろいろなホラー映画をご案内します
ガイド役は
スラッシャー大好き エファ
80年代命 ひろろ
ヘネンロッターLove nasu
でございます
マスコットの「メビ坊」もよろしく!

Twitter

    follow me on Twitter

    最新記事
    カテゴリ
    最新コメント
    FC2カウンター

    WELCOME TO MebiusRing!

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    ****

    リンク
    月別アーカイブ
    最新トラックバック
    RSSリンクの表示
    検索フォーム

    ブロとも申請フォーム
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。