韓国の殺人鬼もの。
殺人鬼と言っても、ジェイソンなどのお前誰やねん的なスラッシャー劇ではなく、同じく韓国映画である
『チェイサー』や
『悪魔を見た』と似たような現実に存在しそうなリアル殺人鬼もの。
作品的にはオージーホラーである
『ウルフクリーク』に少し似ています。
ヒョンは映画監督と一緒に田舎のとある店に立ち寄るが、そこの店主に監督は殺されヒョンは監禁される。
何日も連絡が取れない事を不審に思ったヒョンの姉・ヒョンジョンは警察に届け出るが、全く相手にされず途方に暮れる。
仕方なく自分で妹を探し周っていると、怪しげな家を発見する。それは正しくヒョンが監禁されている家だった。
警察を説得して家を捜索してもらう事になったのだが・・・登場人物の女性は全員べっぴんさんですよ。
特にヒョン・ヒョンジョンの姉妹は凄く奇麗な女優さんを使ってらっしゃいます。まぁ奇麗からこそ狙われたって感じなんですけどネ。
もしぶっさいくな女だったら、殺人鬼にスルーされたと思われます。あー奇麗に生まれなくて良かったー(泣)
犯人は冒頭からパンゴンと言う養鶏所のおっさんと分かってます。
寝たきりのお母さんの世話をしながら養鶏所を営んでて、地元警察からの評判も凄くいいんですよ。なのでヒョンジョンが
「あいつ怪しいッス!」と警察に言っても信じてはもらえないんですよね。
失踪して約10日ほど、監禁されているヒョンは凄く酷い目に遭わされます。
とは言っても、ここのブログに来られる方達が普段ホラー映画で見ているような凄まじいスプラッタな展開や描写はありませんよ。期待させたらゴメンね。
やってる事はえげつないんですけど、うまく隠して撮ってます。
骨を折られたり指を落とされたり、まぁ欲を言えばそんな描写も欲しかった気がしますけどネ。
エロな部分もちょびっとありますよん。ほんのちょっとね。
殺人鬼であるパンゴンですけど、
『チェイサー』や
『殺人の追憶』の犯人ほど頭脳明晰でもなく、レザーフェイスほどイカれてるわけでもない。
かと言って
『ウルフクリーク』や
『悪魔を見た』の犯人のようにストイックでもない。
ただのエロキチガイオヤジ。まぁこの作品は実際にあった事件を基にしているらしいのですが、どこにでもいるちょっとキモいオヤジが実は何人も女を殺していた・・って話です。
この作品を撮った監督さんは
キム・ソンホンと言って、過去の作品には
『オルガミ』や
『Mirror 鏡の中』などがあります。
今作が面白いのも納得です。
チェ・ジウが出ていた
『オルガミ』は、よくあるような嫁姑関係をホラー的に描いた作品でしたが、すんごく怖かったですよ。
姑の
「息子は白いパンツしか穿かないのよぉぉぉ!!」と言うセリフは未だに忘れられません(^_^;)
なかなかお勧めの韓国スリラーです。
(エファ)
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お久しぶりです。ソリンです。
オモオモ!!めさ、タイムリーですぅ~!
この作品、韓国で上映された時から気になっていて
まさか日本でDVDが出るとはーって感じやったんですが(笑)レンタル日に即借りで観ました。
ただのエロオヤジ役の俳優(ムン・ソングン)も結構好きなんで。
(食パンマンみたいですけどね)
ストーリーはまぁまぁでしたけど、韓国って「監禁もの」多いような気が・・・(^^ゞ
個人的に「歯」を抜かれてるシーンはちょっとイタかったです。
出来れば、あのエロオヤジが最後に粉砕機にかけられるシーンがあればもっとスッキリしたのにーって感じです。
あ!「オルガミ」のそのセリフ私もツボでした(大笑)