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完全なる報復 (2009)

正義とは?


ジェラルド・バトラーが立ち上げた制作会社イーブルツインズの第1回目の作品。
バトラー自身が復讐の鬼と化した男の役を演じている。
原題は『LAW ABIDING CITIZEN』


突然自宅に押し入った強盗によって、愛する妻と幼い娘を一気に失くしてしまったエンジニアのクライド。
強盗は容疑者として逮捕され裁判になるが、頼りの綱である検事は相談もなく司法取引に取りかかり主犯の男は軽い罪で終わってしまう。

それから10年後、クライドの家に強盗に入った2人が相次いで殺害される。
労無くクライドが容疑者として捕まるが、クライドの執念とも言える10年がかりの計画はスタートしたところだった。




とてもテンポのいい映画で、全く退屈せずに見る事ができました。ランニングタイムも108分と手ごろな感じ。
ジェラルド・バトラーは過去に見た『300』「うわー暑苦しいおっさん」としか思えなかったのですが、今回はちょっと静かで爽やかな感じ。
そりゃ普段から叫びまくりのレオニダスな感じだったら怖いわな(笑)

ただの夫でパパでイチ市民だった男が復讐の鬼と化すわけですが、彼は元傭兵部隊か?それとも元海軍特殊部隊SEALか?ってくらい完璧にターゲットを抹殺していきます。
そもそも発端となった強盗犯ビーバーですが、安い懲役刑で出て来て懲りもせず犯罪に浸った生活を送っているワケです。

なぜ安い懲役刑で済んだのかと言うと、警察側が証拠収集に下手うったお陰で自白してもらうしか手はなくなり、ビーバーに自白協力してもらう代わりに刑を軽くする・・といった司法取引が行われたからであります。

そんなもんに被害者が納得できるはずもなく、結局クライドは法を敵として戦うワケですね。
ビーバーはクライドが25分割の刑に処すワケですが、これはまだ序章に過ぎない。ここからがクライドの勝負であります。

この25分割のシーン。ホラー映画じゃないので残酷な描写は見せてくれません。
テトロドトキシンで体を麻痺させ神経だけ残った状態で拘束。アドレナリン注入で気絶さえも許さない。
瞼を切り取り目の前に特注の鏡を設置し、自らがバラされる光景を最後まで見続けなくてはいけない地獄を味合わされる。パパすげぇぜ!

簡単にクライドも捕まっちゃうのですが、見事に証拠は1つも残さなかったので警察側はクライドの自白が頼りになる。
なぜかしょうもない条件と引き換えに自白してしまうクライドですが、これも計画のうち。彼の行動に無駄はないのです。そう。くしゃみ1つ、おなら1つにも彼には意味があるのです。

カムチャッカ半島北西部パラナ、当年とって62歳のコジュシャ―キン氏はこう語る

いんやぁ、奴はとんでもない殺し屋ズラよ。と言っても頭脳プレイ専門だがね。1トン級のトドを常食するホッキョクグマも一瞬で仕留める事ができるズラよ!ほれ!西の空にオレンジ色の光が3つ・・・

すみません、半分ウソですけど(笑)
まぁとにかくクライドは人を殺すスペシャリストだった事が証言されます。
元々そうだったのか、はたまたこの10年でそうなったのかは分かりませんが。
この映画、ちょっとした細かいところが説明不足なので「?」っと何度かなります。
説明不足と「そりゃちょっと無茶すぎんか?」の連続なのですが、話の先が気になるような運びになってるのでうまく誤魔化された感じ(^_^;)

もう1人の主人公と言ってもいいのが、司法取引を進んでやってのけた検事ニック。演じてるのはジェイミー・フォックス。カッコいい名前だねぇ。
危うい橋を渡るよりも確実に有罪に持ち込みたいニックは、有罪率96%のやり手検事。どうしても白星を勝ち取りたいニックは独断で司法取引をチョイスするのですが、どう考えてもこいつが元凶でしょうよ。

司法取引に関わった人間全部の抹殺を狙ったクライドによって、ニックは周りの人間を1人1人失っていきます。
だけど自分のやった事を反省する事もなくクライドを責め続ける。ちょっとくらい後悔しろや!(=皿=)

クライドは刑務所の中にいるはずなのに、次々にターゲットが殺されて行く。協力者が他にいるのだろうか?

実にテンポ良く殺されていきます。
ある人が殺されるシーンではビックリしてお尻が浮きました(笑)

最後はちょっと私にはスッキリしたラストではなかったですけど、全体的に見て良くできていたのではないでしょうか。

クライドもニックも根本に自分なりの「正義」を持っているワケですが、どちらもちょっと歪んでるのが哀しいですね。

「おや?」と思ったシーン↓

●おっさん腹筋割れすぎ。
●「彼は関係のない人間に危害は加えない」とニックが市長に詰め寄るシーン。おや?クライドのルームメイトだったプリズンボーイはいきなり首を刺されて殺されましたけど?見た目ゴツいけど、彼は無関係のちょっといい奴でしたけど?クライドにとってのコラテラルダメージですか?
●ニックに殴られ血だらけになるクライドですが、次のカットでは顔に血の1滴も付いていない。
●「これは復讐ではない!お前は何にも分かっていない!」とクライドは言うのですが、残念ですが邦題に「報復」と付けられています。邦題付けた人も何にも分かっちゃいないのでしょう。



他にもあるけど、この4つが気になりました(笑)


↓ネタバレ↓










超人的に用意周到だったクライドだったはずなのに、アジトを見付かったあたりからグダグダ。
まさか独房まで通路を掘っていたとわ!!イーストウッドもビックリです!!
で、爆発させたと思ったらニックにまんまとやられてしまったワケですが、このネタ他でも見たような・・。

そもそもクライドは最初から自分は死ぬ気だったのではないでしょうか。

つーか、ニックに言いたい事が1つ。


まずお前が殺されろ。


被害者が釈然としない怒り心頭の法律というのは、日本も例外じゃないですもんね。とても面白い題材だと思いました。
原題は『LAW ABIDING CITIZEN』
法を遵守する国民・・といった意味でしょうか。邦題である『完全なる報復』として作品を見ると、監督や脚本家が伝えたかった事が違った方向で取られそうな気がします。


Law abiding citizen

(エファ)

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