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カット/CUT (2008)

典型的なスラッシャー映画です。
若者たちが山へキャンプへ出掛け、ワイワイ楽しくしていたところに殺人鬼がコンバンハ。そしてあの手この手で惨殺ヤッホーイのパターン。
そんな映画は山のようにリリースされていますが、スラッシャー好きの私が見てもこの作品は及第点・・どころか拍手ものかもしれません。


ピートは弟のブライアンを誘い、山へキャンプするため車を走らせていた。
ノリ気ではなかったブライアンだが、更にあまり良く思っていないバカップル・ザック&レイチェルまで加わった事で気分は最悪に。
途中に寄ったレストランの店主に頼みごとをされ、つい引き受けてしまった事が地獄の幕開けとなった。



冒頭に「この映画は事実に基づいて・・」と、よくあるノンフィクションを匂わせるテロップが出ます。
そして、とっ捕まった下着姿の美女が惨殺されるツカミからスタート。スラッシャー好きの心は若干鷲掴みされます。
スラッシャーに出てくる被害者たちはだいたい男女3対3くらいの若者なのですが、この映画には最初兄弟二人だけ。そしてバカップルが途中で加わるんですが、女が1人ってえらい少ないなーと言う印象でした。
しかしキャンプ場で女性1人が加わるし、ツカミの女性もいるし途中で8mmの中ですが惨殺される女性も現れる。結局たっぷり女性は登場するので、最初にレイチェルしか出さないのは調整してるのかもしれませんね。他とちょっと変わってて面白い。

若者たちが立ち寄ったお店の店主も兄弟でして、この弟のボビー・ショウというのがどう見ても冒頭に出てくる殺人鬼なんですよね。体つきで分かります。非常に生理的嫌悪感を抱かせる風貌でいらっしゃいます。キモい。

主人公である被害者兄弟の立ち位置と言うか上下関係と言うか、もうハッキリと兄が上で弟を子供扱いしている様が伝わって来ます。
加害者兄弟の関係も同じで、弟は兄の言いなり。もう既にここで殺人鬼は兄弟グルなのだと分かります。

あんまり面白くないスラッシャー映画の特徴って、人間ドラマが希薄なんですよね。
ただ若者が現れてバカ騒ぎして誰が誰かも分からない間に殺されていく・・・ってのは、あんまり面白くないパターンが多いです。
登場人物の書き分けと言うか、やはり何らかのバックグラウンドが見えなきゃ感情移入もできませんので作品に引き込まれません。
バカップルは13年付き合ったのちに結婚・・ピートとザックはコロンビア大学・・など、少なからず登場人物たちにはいろいろ設定がある事を窺わせます。

何よりこの映画での最大のインパクトは、まぁトイレでしょうね(^_^;)
ブライアンがレストランでトイレを借りるのですが、尋常じゃない汚れ方です。スラッシャー映画ではよくある光景ですが、ちょっとした違いが見受けられます。
だいたいは数年誰も使わず酷い有様になってしまったトイレなのですが、この映画に出てくるのはトイレそのものは古くはないが、酷い使い方をされた挙句に全く手入れをされていないトイレ。トイレの持ち主の精神は異常という違い。

確かに汚いですが便器そのものは白かったので、そんなトイレを放置する店主の異常さが見て取れます。
そんな床に寝転がるザックに空いた口が塞がりませんでしたけど・・。
そんな店で出されたコーヒーを飲む被害者たちに戦慄を覚えましたけど・・。

で、店主にお使いを頼まれて仕方なく山小屋まで殺されに行くワケですな。

その山小屋で8mmテープを発見し、ポルノかホラーを期待して見てみる事にしたワケですが、まぁお察しの通りボビーが若者を殺しまくってるスナッフ・フィルムなんですよね。
この時点ではまだみんなホラー映画だと思ってるんですが、よくあるように「この映画はおかしい!」と言い出す奴が1人出てくるワケです。

ボビーは殺しを8mmに撮る趣味があるようなのですが、BGMは決まってカントリー調の曲をレコードでかけてます。これ結構頭に残るんだよね~。
ボビーにはヒーロー・シンドロームのようなものがあるのか、8mmは趣味と言うか生きがいのようにも思えました。この辺りも何らかのドラマを窺わせてくれて面白いです。

肝心のゴアですが、じっくり切り株等は見せてくれませんが使い方がウマいので満足度は高いです。
何しろ痛そうです。特に男性は・・・( ̄▽ ̄)
ある部分にボカシ入ってたけど、これ国外のDVDではどうなってるんだろうか。いや、特に見たいとは思いませんけどね。ほんとほんと。

そう言えばザックも別のトイレに入ってましたが、最初に出てきたトイレより酷い状態でしたよ。
「どうにでもなれ~!」とか言って使ってましたが、あれだったらトイレの外でした方が何万倍もマシな気がするんですけどね・・そもそもキャンプとはそういうものだし。

被害者兄弟の弟くんはヘタレなのですが、一応の反撃をするのですよ。
だけどヘタレは所詮ヘタレなのか、いちいち癇に障る反撃です(=皿=)眉毛も気に食わん!
お兄ちゃんのピートは70年代の男前の顔ですね。ちょっぴりスタローン。

邦題は『カット』となってますが、これは人間の体を切り刻むCUTと言うより8mmテープの編集におけるCUTの方じゃないのかな?と思いましたがどうでしょうか。
原題は『Carver』で、殺人鬼兄弟のお名前ですね。



↓以下はネタバレ↓










私はてっきりブライアンが助かるのかと思ってましたが、足はあんな状態になるし銃で撃たれるしこんな瀕死の体では車ナシで逃げ切るのは絶望的、と諦めたらやっぱりダメでしたね。
逃げる事はせず、どうしても気になっていた8mmをもう1度見るんですが、兄の気持ちが分かりましたね。「だからお前は子供だってんだ!!」と言いたくなりました。
まぁ瀕死の状態でおかしくなっていたかもしれませんが。

救いの神かと思われたケイトは、一緒に来てたジーナの死体を見て自殺。
スラッシャーでは有り得ない展開だと思うのですが、一体ケイトとジーナはどういった関係だったのか謎ですね。よっぽどだったのでしょう。

エンドロールのクレジットはジーナがトップ。
ジーナって一体・・・( ̄▽ ̄;)

で、まさかの全員死亡なのですが、誰も助からなかったのなら一体どうやってこの事件が明るみになったと言うのでしょうか・・と言うか何の事件なんだ?(笑)

ラストに若干グダグダした感じを受けましたが、十分満足できたスラッシャー映画でございました。
ご馳走様。

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Comment

こんばんは

ええ、ええ。
史上最高に超汚いトイレでした。
(^_^;)

他の、アメリカの田舎ものに出てくるトイレもたいがいですけど、「まだまだ甘い」と思ってしまうようになりましたから。

>mduさん

ご無沙汰してまっすヽ(^o^)丿

ザックの死に方だけはしたくないですね(^_^;)
弟といい、よくもまぁあのトイレを使おうと思ったものです。
と言うか、夜になって生演奏ありの酒場を営業してましたけど、結構人が入ってましたよね。
そしてトイレに行列できてましたけど、みんなアレを使ってた・・って事ですよね・・・( ̄▽ ̄;)

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