U.M.A2010 (2009)

過去にU.M.Aの名のつく映画に
散々騙されてきたので
リリースされた時どうしようかと思いましたが
やっぱり
手を出しちゃいました(笑)

邦題のU.M.A(未確認生物)
正体を隠したパッケージ
そのメーカー努力は
オープニングの原題
ガーゴイル・ライジング
のタイトル表記により
初手から無に帰します(笑)

ガーゴイルなのね正体

ともあれ実は
コレは自分が見たかった未公開映画の1つだったので
あられもない邦題に隠れてのサプライズな出会いにビックリ!
ありがとう
アルバトロス♪

取り壊しの決まった古い教会の地下から甦った
ガーゴイルが
人間をパクパク襲う映画ですが
中々のグロ描写です
転がる生首がすばらしい♪
ガーゴイル自体はCG感がアリアリですが
日光に当たると石造に戻る
なんて部分も面白いです

クリーチャー物にどうしても
甘い自分ですが
この映画は及第点
決してハズレではない
・・・・と思います

(ひろろ)
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(2010/01/08)
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屋敷女 (2007)
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屋敷女 (2007)

この映画を初めて見た時、輸入だったので当然の事ながら『屋敷女』と言う邦題は付いていませんでした。
あまりにも惨い妊婦ホラーに胸くそが悪くなったものだ。
私も何度かの出産経験のある女なので、見るに耐えかね早送りで見てしまった。
字幕もなかったので、結局その時私が持った感想は


ただただ残虐性のみを追求した、モラルも意味もセンスもないA級気どりのZ級フレンチスプラッタ


でした。
まぁホラーが大好物な私が言うのも何ですが、意味もなく子供が殺されたり妊婦が酷い目に遭ったりと言う描写には疑問を感じます。
「意味もなく」ってのがミソだよ。うん。

「子供も妊婦も容赦なくぶっ殺してくれ!」って方もいらっしゃいますが、私とはちょっとホラー愛に対する方向性が違いますネ。


あれから3年ほどたちましたが、このまま詳しい内容も分からずに(字幕ない上に早送りだったからさぁ)いるのも何だかなぁと思い、ずっと再見しようと悶々としていてようやくレンタルで見てみました。
2度見ると映画の感想と言うものは変わってきますね。
やっぱり妊婦が逃げ回って痛い目に遭う描写は心が痛いですが(^_^;)


車の事故で夫を亡くしたサラ。出産の4ヶ月前だった。
生きる気力も生む気力もないまま予定日前日を迎えたサラの自宅に、黒ずくめの女が訪問して来る。
そしてその女はハサミを手に・・・



フレンチホラーの名を轟かせた『ハイテンション』では、突然男が玄関から襲撃して来てました。
衝撃の連続だった『フロンティア』でも玄関から突然の攻撃。
この映画でも屋敷女はちゃんと玄関から訪問して来る。フランス人は礼儀正しいのネ♪

あまりにも怪しいのでサラは警察に通報するのだが、この映画の1番ダメダメなところは登場人物が「なんでやねん!!」と言うような行動を次々に取る事でしょうか。
通報を受けた警官はサラの家に来るのですが、玄関ドアは開けっぱなしで事情を聴いたりとか「旦那おらんの?逃げられたん?」とか、いや~~~~有り得ないよ!
お陰で屋敷女はサラの家にすんなり入り込めました。
この忍び込むシーン、とってもうまく映ってます。

その後にサラがソファでまったりしてるシーン、その後ろにうっすら屋敷女がフェードイン・フェードアウトしていくのがこの映画で1番ゾクッとしました。

ここから屋敷女の襲撃が始まるのですが、痛い痛いの連続です(^_^;)

私は最初、ただの頭のイカれた女が意味もなく殺人を犯しにやって来たんだと思ってました。
いや~~~~、しまったしまった。違うんだネ。やっぱり映画はエンドロールの最後までちゃんと見てこそ映画だね。

サラはバスルームに籠城するワケですが、その間に母親とか上司とか見回りに来た刑事達が自宅を訪ねて来ます。
素晴らしい事に、全てツッコミどころ満載です。イライラする(笑)

何だかんだで最後はサラはランボー化するワケですが、せっかく刑事に貰った拳銃なんかはポイと捨て、原始的な自作の槍で対抗ですョ!やるネ!!よっ!フランス1!

とにかくここまで屋敷女が一体誰で、一体何の目的でサラを狙うのか全く分かりません。
なので私は何の意味もない残虐なだけのクソ妊婦ホラーだと誤解しておりました。
この後はネタバレになりますので、お読みになる方だけ反転してどうぞ。

この邦題である『屋敷女』ですが、長髪の女がしつこく追い回す事からホラー漫画「座敷女」をパクった思われます。
この「座敷女」こそ理不尽な理由のみの内容でしたので、邦題が『屋敷女』に決まった時に「ああ、やっぱり大した意味のないホラーだったのか」と勘違いしてしまいました。

『inside』でいいじゃんか。
いろんな意味に取れるしね。inside of heart?それともinside of body?それとも?


↓ネタバレ↓










最初の事故シーン、屋敷女の正体は対向車に乗ってた妊婦でサラとは違って流産してしまった女だった。
だから黒づくめだったのね。喪服って事で。

私は妊婦であるサラの方を応援しながら見ていましたが、あるシーンをキッカケに180度変わってしまいました。
狙いは自分の赤ちゃんだと分かったサラは、屋敷女の前で自分のお腹を刺そうとする。

おっ、お前、自分が助かりたいがために我が子を犠牲にするつもりかい!!!!!!!

それを見た屋敷女は一瞬ひるむ。
襲撃者である屋敷女の方が赤子の心配をしている。
私はこの時点で屋敷女の味方と化したのであった・・・

ラストはズタボロになったサラが出産するのですが、レンタル版ではこの映画1番の衝撃シーンが黒いボカシで誤魔化されてるのですね。
うーん、致し方ないですな。妊婦の開腹シーンが見たかったんじゃいゴルアァァァーーーッ!!って方は受診をお勧めします。はい。れっつほすぴたる。

サラは屋敷女に「死んだと聞いてたのに」と言ってましたが、このあたりも曖昧でいろいろ考えさせられます。
屋敷女は本当に存在したのだろうか?スーパーナチュラルな存在だったのではないだろうか?

どうしてもどうしても欲しくて、ようやくようやく授かった赤ちゃん。
それを突然失くしてしまった母の狂気。

最初見た時は嫌悪しかなかった私だったが、今回改めて見てみて屋敷女であるベアトリス・ダルにエールを贈りたくなってしまった。

この映画は意味もなく残虐性だけを訴えたかった作品ではなかった。
正しいか間違っているかは別として、哀しい愛の物語だったのだ。


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