スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




人気ブログランキングへ

13

今回は見た映画のレビューではなく、勝手に私が作ったお話を載せます。
作ったと言うか私の見た夢なんですけどね。
ホラー映画をよく見てるせいか、ホラーな夢をよく見るワケですよ。
この夢も個人的には凄く面白かったです。




何も収容所に入れられるのは生きた人間ばかりとは限らない。
既に鼓動を失ったアンデッド達。
彼らを待ち受けるのは地獄ではなく、禍々しい要塞「アンデッド収容所」。

その収容所は13の建物に分かれており、それぞれアンデッドの状態に合わせた建物に収容される仕組みになっている。

アンデッドとは言え意識は持ち、普通に生活する。
だが状態が悪くなれば理性はなくなり、仲間であるはずのアンデッドをも喰らい尽くす最悪のゾンビと化す。
彼らが送られるのは「レベル13」
そこはアンデッド収容所の終点。

私はまだ意識ははっきりしておりレベル1のはずだったのだが、何かの手違いでレベル13へ収容されてしまった。
部屋に仕切りはなく、凶暴化したゾンビに遭遇しないよう神経を研ぎ澄ませなければならない。
死んでもなお神経を使うとは・・・。


私は確かにもう死んではいるが、ゾンビの餌になる気などさらさら無い。
手違いでレベル13に送り込まれるのは珍しい事ではないらしく、同じく手違いで送り込まれてきた女がいた。
若干身体が腐り始めているので、恐らくレベル7くらいといったところか。

私とその女は驚くほど気が合い、生まれて初めて親友に出会った気がした。
私はその女と協力し合い、襲ってくるゾンビ達を倒していく。恐怖心は薄れていき、こんな生活も悪くない・・と楽しい毎日をしばらく収容所で送る。

だがある日、私は意識を失った。
次に意識が戻った時、私は何かを喰らっていた。女だ。

そうだ、私はレベル1なんかじゃない。
手違いじゃなかった。私はレベル13だったのだ。

(エファ)






-------------
みなさん、こんにちは。
いつもブログへのご訪問ありがとうございます。
リアリストのnasuです。

今回の試みはいかがでしょうか。
私たちは脚本は書けませんが、
ホラー映画の原案のもとになりそうな話を、
私たちペースで、ボチボチとしてみようかと思っています。

その1話目が、よく面白い夢を見るエファさんの話です。
ホラー愛に満ちたお話を楽しんでいただければと思います。


またいわずもがなではありますが、
著作権は私どもにございます。
御用の際にはメールフォームからご連絡ください。


(nasu)









人気ブログランキングへ

スポンサーサイト

Basement


世界的に蔓延している殺人ウイルスが、ついに私の住む街へと近づいてきた。
ここ数日TVのニュースや新聞を賑わせてる殺人ウイルスは黄砂に乗って飛散しているらしく、各国での死亡者は増えるばかりだ。

殺人ウイルスと言っても感染した者が死亡するワケではなく、感染者が人を殺してまわると言うものだ。
避難勧告を出す余裕もなく、政府が打ち出した対処法は「ただ自宅から出ない」というお粗末なものだった。
昨日は客でパンクしそうなスーパーへ何とか入り、数日分の食料やら消耗品やらを買い込み、そして自宅の補強作業に努めた。

不安がる妻と息子をなだめ、ラジオを取りに私が1人で地下室へ入った事が命運を分けた。

上の階から絶叫が轟き渡る。
その声はもはや妻と息子のそれではなかった。どこからか忍び込んできたウイルスに、一瞬の間で感染してしまったようだ。
恐ろしいまでの絶叫を歌いながら2人は地下室の入り口へと走ってきた。
赤黒い顔をした妻と息子は私を見付けるなり全ての勢いを増し、私は間一髪地下室のドアを施錠した。
鉄製のドアを壊さんばかりの力で叩き続ける妻と息子。
このドアが壊れれば、私はきっと殺されるだろう。

地下室には買い込んだ食糧が置いてある。数日は生きていける。ラジオはあるが電波が届かない。携帯電話は上に置いて来た。あるのは時計のみ。
私はまるっきり外の状況が分からなくなってしまった。


約7日後。
昼なのか夜なのかは分からないが、時刻は1時。
食糧は尽きた。全て地下に収納していなかった事が悔やまれる。
妻と息子はまだドアを叩き続けている。
私の体力もドアも限界が近づいてきた。

私の手には冷たく鈍く光る猟銃。私が昔趣味で使用していた散弾銃だ。
何度も自分の顎に銃口を当ててはみたが、時間を追う毎に冷静さを欠いていく一方で生への執着が強くなっていく。
自分の顎へ当てていた銃口は、今はドアの向こうにいる妻と息子へと矛先を変えた。
あんな姿で生きているよりも、私がこの手で始末した方が妻と息子もきっと幸せなはずだ。
私はそう自分を正当化した。

ドアの鍵を開けて私はすぐさまドアの横に隠れた。
勢い良く2人は部屋の中ほどまで走りこんできて、そして後ろを振り返り私を確認した。その赤黒い顔で。
私は躊躇うことなく妻を撃った。続けて息子も撃った。2人はもう起き上がってはこない。

こときれたであろう妻と息子の赤黒かった顔は、みるみる間に肌色に戻っていく。
妻と息子が死んだ事でウイルスも同時に死んだに違いない。
私は間違ってはいない。これで良かったのだ。

階段を上がり、私は1階のリビングで午後1時半だという事を確認した。リビングのテレビは点けっ放しになっていた。
あれからもウイルスのニュースで賑わっていたのだろう。アナウンサーが興奮しながら何やらを喚いている。

「引き続き殺人ウイルスの情報をお伝えいたします!このウイルスは感染すると非常に凶暴化する恐れがあり、近寄ると非常に危険であります!ですが、このウイルスは感染して7日目に自然に死滅するという事実が判明いたしました!非感染者はなるべく感染者からの接触を避け・・・」

妻と息子の顔色が戻ったのは、何も私が殺したからではないのだ。
7日目に勝手にウイルスが死滅しただけなのだ。

私は再び地下室へ戻り、まだ熱い銃口の矛先を私の顎へと導いた。

(エファ)





人気ブログランキングへ

PageTop

プロフィール

MebiusRing

Author:MebiusRing
MebiusRingへようこそ!
いろいろなホラー映画をご案内します
ガイド役は
スラッシャー大好き エファ
80年代命 ひろろ
ヘネンロッターLove nasu
でございます
マスコットの「メビ坊」もよろしく!

Twitter

    follow me on Twitter

    最新記事
    カテゴリ
    最新コメント
    FC2カウンター

    WELCOME TO MebiusRing!

    メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    ****

    リンク
    月別アーカイブ
    最新トラックバック
    RSSリンクの表示
    検索フォーム

    ブロとも申請フォーム
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。