2009年と言えばわずか3年ほど前なのですが、
「継父」と言うタイトルで想像が付く通りの物語なので、まぁどーして今更?と言う感じはします。
ほんと、
「継父」でホラー映画なワケですからホラーファンでなくともある程度の想像が付くと思われるのですが、いやぁ〜捻り無しでご想像通りの運びと思って間違いないかと。
まぁ、そんな事言い出したらスラッシャーやパニックものも相違ありませんけどネ。
母子家庭の家に優しく自然に滑り込む男。
その男は、いつの間にか家族から信頼を得て父親の座に居付く事に成功するが、しばらくすると仮面が剥がれて殺人鬼の顔を覗かせる。
そして、数ヶ月間家族として暮らして来た人間を惨殺しては、また新たな家族を探すのだった。女子供だけの家に
「いい人」を演じて上がり込み、しばらくは
「いい夫」「いい父親」を演じてはいるのですが、化けの皮が剥がれそうになると次々に邪魔者を抹殺していくワケですよ。
なんでそんな事をするのか?
「ファニーゲーム」の殺人鬼みたいに、人を欺いてケラケラ笑いながら殺す快楽殺人鬼かと思いきや、本人はいたって真面目に
「ただ家族が欲しい」みたいな感じでした。
この作品でターゲットになっている家庭は、子供3人の母子家庭。
ただし、殺人鬼が予想外だったのは長男が高校生のおっきな子だったって事。
母親には仲良しの妹がいるんですが、その妹が不動産関係の仕事をしてるって事で殺人鬼も職の面倒を見てもらうワケですよ。
あらゆる家族に取りいって騙し続けて来た男は、とーぜん不動産の仕事でも頭角を現す。
しかし、給料を支払うのに
「社会保障番号とか書類よろしく」と言われて慌てだすワケですよ。偽名使ってるし社会保障番号なんて書けませんから。(住民票みたいなものでしょうか)
すると、慌てだす言動を怪しむ人が出てきたり、近所の住民に
「指名手配犯に顔が似ている・・」と噂しだしたりする人が出てきたりするワケで、殺人鬼はその邪魔者を殺していくんですよね。
すると、当たり前のように家族の中にも
「おかしいな」と思う人間が出てくるワケでして・・
そうなると殺人鬼の中で
「あー、この家族はもうダメだ。」となっていつものパターンが繰り返されるって話です。
本当に捻りはありません。
最初から
「この男は殺人鬼だ」って分かってますので、この映画は
「ちょっと奥さん!早く気付きなよ!」と言う
「志村!後ろ後ろ!」タイプだと言う事です。
恐らく男性よりも女性が見た方が恐怖を感じるかもしれませんね。
それも、
「恐い映画見たいけど、気持ち悪いのはイヤ〜〜」と言うライトな恐怖を求めている人向けかと。
俳優さん達はみんなキレイだし、特に長男役の
ペン・バッジリーが男前だと思いました。そう言えば先日見た
「マージン・コール」に出てたような・・。
そして、
アンバー・ハードの水着姿がこれでもかと言うほど見れますので、男性陣の見どころはそこだけになるかも?w
アンバー・ハードは露出も高いしキレイなので、殺人鬼とちょっと危うくなる・・みたいなシーンもあったら良かったのになぁ。殴られるだけなんてもったいないよ。
どうもこの映画は1988年に出た
「W/ダブル ステップファーザー」と言う作品のリメイクだと言う事です。
見た事ないので、今度そちらも見てみよっと。
今の時代に捻り無しって書いたには書いたけど、結構私はドキドキヒヤヒヤしながら見れましたしね。
ヒッチコックの
「疑惑の影」もヒントにしているらしいので、そちらも是非見てみたいと思いました。
今回ターゲットになった妻は前夫と離婚していて、どうも夫の不倫が原因でケンカ別れしたような感じでした。
「養育費が滞ってるわ!」と言うような事を言っていたのですが、この妻、プール付きの豪邸に住んでいるのですよ。
素行が悪い長男は寄宿学校へ追いやられてましたしね。
殺人鬼になかなか懐かない長男に
「お母さんの幸せも考えてよ!」みたいに言ってきたりさ。あんたにも問題アリアリだよ・・(=皿=)
ひっそり泣く長男が可哀そうでした。
昨今のニュースでも頻繁に「同居している男が子供を虐待」と言う事件が取り上げられているように、いい顔して母子家庭に忍び寄って来る男には、母親がしっかり判別判断をし、子供達を守ってあげねばならないのでは?・・・と、この映画は提示しているのであった・・・と、勝手に想像するのであった( ̄▽ ̄)
(エファ)